テレワークと子育て

仕事

テレワークの功罪

私のサラリーマン生活は、コロナを契機にテレワーク中心にシフトしました。コロナがだいぶ落ち着いた現在においても、ほぼ出社する機会はありません。

コロナに入った当初はかなり忙しい部署にいたので、朝7時から夜9時まで、ほぼ途切れることなく会議が詰め込まれている時もありました。仕事内容は多岐に渡り、残務処理などをしているとあっという間に夜中の3時になっている、なんてことも多々ありました。

自分で仕事の質や量を主体的にコントロールできる人であり且つ、それが可能である職場環境であればこのようなことにはならないと思います。しかし私の性格と職場環境的にそれは難しく、異動するまで超ブラックな働き方が続きました。

今はブログを書くくらいの余裕はある状況です。時間に余裕ができると、仕事の合間に子供たちの顔を見ることができますし、通勤時間も無くなったので、子供と遊ぶ時間も激増しています。サラリーマン人生を振り返ってみても、今はとてもワークライフバランスが充実している時期と言えます。

テレワークにより酷い目にあいつつも良い側面も経験したことで、今後異動があった場合はできる限り自分で主体性を持って仕事をコントロールし、テレワークのメリットを最大限に享受したいと思います。

子育て世帯のテレワーク事情

ブラックな働き方をしていた際に感じたことですが、個室で仕事していても小さな子供がいると仕事はしにくいものです。子育ては妻に全て任せてしまっていましたが、それでも泣き声や騒ぐ声も聞こえてくる。会議中に大声を出されてしまうと仕事に支障が出てしまいます。

もちろん妻もそのことを十分に認識して、子供たちが私の部屋に近づかないようにしてくれるのですが、子供を完全にコントロールすることなど不可能な話。コントロールしようとすること自体が、妻にとっても子供たちにとっても大きなストレスになっていたように感じます。家事育児の戦力にも全くなっておらずワンオペを強いてしまっていたこと、本当に申し訳なかったと感じます。

そのストレスを緩和させるため、Zoom会議に使えるノイズキャンセリング機能がついたマイクを買うなどの投資も行ってきました。しかしそれで完全に解決する話でもないので、気休めにしかなりませんでした。

結局業務が忙しいと自分も妻にも余裕がなく、ピリピリしてしまう。最近は比較的余裕のある仕事に変わったので、このようなストレスはほぼなく過ごすことができています。常に心に余裕を持って生活していきたいものです。

世間におけるテレワークの評価

ただ、テレワークも最近だいぶ風向きが変わってきています。TeslaのCEOのElon Muskも少し前になりますが、全員出社せいと言っています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-02/RCTMC8DWRGG001

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日本の大企業においてもホンダはテレワークを廃止。テレワークの生産性低下を指摘するような記事も出ていたりしており、テレワークを減らしている会社もしばしば耳にします。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02069/051700002/

テレワークによって生産性が上がった人は2割程度にとどまる

確かに生産性低下は業務によってはあると思います。特に営業現場であったり、すり合わせ型の意思決定を行ってきた企業であったり。 私自身も、会社目線で言えば中長期の影響がどこかで出ないか心配だったりします。

一方で個人の目線で考えれば、テレワークの選択肢は降って湧いたような労働者の権利であり、絶対に手放したくないものです。 どんなに会社がテレワーク廃止に動こうとも、「こいつはテレワークでもいっか」と思わせるように、うまーく立ち振る舞っていき、今後も子供との時間を大切に生きていきたいものです。

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